ACLEAN(アクリーン)会計事務所は、「会計の力で経営をリーンに」をミッションとする会計事務所です。
個人事業主や創業前後の中小企業経営者の方だと、開業資金や運転資金に困ったり、もっとお金があればより大きなチャレンジができるのに…と感じることもあるのではないでしょうか?
創業期や事業拡大フェーズに潤沢な資金を用意できると、投資の幅が広がります。そうしたフェーズで融資を受けるメリットと、どのような融資を受けられるのかをご紹介します。
個人事業主や創業前後の中小企業が融資を受けるメリット
メリット①:借入時に事業計画を立てる→計画性・信用力向上
借入の際には、向こう5年分の事業計画書を提出します。
「この計画通りに利益が確保できなければ返済が滞る」という最低ラインが明確にわかるので、いかにその事業計画書の売上を下回らずに成長するか、発生しうる支出を予想して計画に組み込むか、という計画性や将来予測能力が向上します。
また、「融資を受けられたということは、この事業計画書に信憑性があり今後も安定して成長していく企業である」ということを融資獲得が示してくれるため、新規の取引時やさらなる融資を受ける際の信用力が向上します。
個人事業主や創業期の会社にとって、信用力は宝です。実績の積み上げられていない創業初期において、融資・資金調達がもつ信用力向上のパワーは絶大なものになります。
メリット②:潤沢な資金を投資・運転資金に利用でき時間を買える
個人事業主や創業期の会社で、融資を受けなくても資金が潤沢にあるケースの方が少ないのではないでしょうか。
創業時に無担保・保証人なしで借入できる新創業融資制度などを利用して借入を行うことで、資金繰りが安定し、資金繰りのストレスから解放されます。
創業初期はさまざまな初期投資で飛ぶようにお金が出ていきますし、売上も安定するのに時間がかかる場合が多いです。目下で資金繰りの心配をする必要がなくなることで、事業に集中することができます。
もし創業時の手元資金に余裕があったとしても、その自己資金を返済能力の裏付けとすることで簡単に多額の資金を借り入れることができるため、創業前後のタイミングで融資を受けておくことで、スピード感のある経営やいざというときの投資資金とすることができます。
ポジティブな投資のための資金として確保しておくのも良いですが、自然災害や経済状況の変化などに伴い、急に売上が減少したり特別支出が発生してしまう可能性に備えるという意味でも、融資を受けておく価値はあるでしょう。
メリット③:新創業融資制度は無担保・無保証人・低利率
日本政策金融公庫の新創業融資制度は、無担保・無保証人・低利率で利用できる融資制度です。
対象は新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方であるため、創業前後のタイミングであれば利用する価値が大いにあります。
新創業融資制度の利率は約2%と大変低く、これはインデックス投資の平均利回りが4〜6%であることを考えても、「借りなきゃ損!」とまで言える制度となっています。
新創業融資制度をはじめとした日本政策金融公庫が提供する融資制度のデメリットとしては、提出資料が多く煩雑である点があります。
そうした資料の用意などに創業期の経営者の貴重な時間を割くのはもったいないので、弊事務所では事業計画書等の資料作成のサポートや面談への立ち合い等、無駄な労力なく融資を獲得できるよう支援いたします。
会計事務所の公認会計士/税理士がサポートすることで信用力が高まり、融資を受けやすいというメリットもあるので、ぜひご相談いただければと存じます。
新創業融資制度についての詳細こちら→https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/04shinsogyom.html
個人事業主や創業前後の中小企業が利用できる融資制度
個人事業主や創業前後の中小企業が利用できる融資制度には、以下のようなものがあります。
- 日本政策金融公庫(公庫)
- 信用金庫
- 銀行融資
- 地方自治体の融資、補助金、助成金
- クラウドファンディング
- 法人カード
創業期におすすめの金融機関:日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、政府が100%出資する金融機関で、民間金融機関の機能を補完し、事業に取り組む方々を支援する政策金融機関です。
国民生活事業・農林水産事業・中小企業事業に3分されており、全国152支店を持つ巨大な機関です。自然災害や経済環境の変化等に伴うセーフティネット機能や、新規事業創出のサポートや、地域活性化に貢献する機能を担っています。
日本政策金融公庫は政府金融機関であるため、金利が民間よりも低く設定されており、借入期間・返済期間が長いのが特徴です。また、新創業融資制度等、担保や保証人を不要とする融資制度があるのも特徴です。
こうしたメリットがある一方で、申し込みから融資のスタートまでに比較的長い時間を要する点や、融資審査で用意する必要のある書類がとても多く、厳しい融資審査を乗り越える必要がある点などのデメリットもあるため、注意が必要です。
ACLEAN(アクリーン)会計事務所では、着手金なしの完全成功報酬型で融資の獲得サポートを行います。資金調達に必要な事業計画書の作成や面談の立ち合い等、融資の獲得にできるだけ時間と労力を割かないで済むよう、手厚くサポートさせていただきます。
代表プロフィール
辻哲弥 代表公認会計士・税理士
辻 哲弥(つじ てつや)
ACLEAN(アクリーン)会計事務所 代表公認会計士・税理士。1998年愛知県一宮市生まれ。2017年愛知県立一宮高等学校卒業後、2018年公認会計士試験受験。2019年有限責任監査法人トーマツに同年最年少で入社し、製造業・建設業・不動産業・銀行・運送業・製薬業・IT・官公庁等、幅広い業種で延べ20社以上の監査業務に従事。2022年同法人を退社後、慶應義塾大学大学院法務研究科に入学。大学院で法律を勉強する傍ら、会計事務所にて税務を学ぶ。同年8月公認会計士登録(登録番号:42636)。同年9月税理士登録(登録番号:149486)、ACLEAN会計事務所設立、再生可能エネルギー電力会社のCFO就任。